雨具


連日、雨が続きますね。
雨具が良くなったために(おかげで?)、雨の日でも登山が出来るようになりました。
でも、それは、雨の日におこる視認性の低下、落石、増水、気温の低下、水分、栄養補給のしづらさ、コミュニケーションの困難さの増大などと言った濡れる以外のハザードに対しては、何も改善に寄与していないことを理解しないと、結果としてより危ない一歩を踏み出していることになっているのかもしれませんね。

現在幾つかのタイプの雨具が市販されています。
ここ数日のように確実に雨の中を歩くなら、ゴアテックス3レイヤー、ファスナーはノーマルでダブルフラップのものを自分なら選択します。
多分降らないけど念のため、もしくは、マルチピッチクライミングでと言ったときに持つなら、止水ファスナーの軽量タイプを選択します。

もし、1つしか買う予算が無ければ、前者ですね。
重いと言っても所詮数百グラム。
重くて死ぬことは無いけど、濡れれば死ぬことがありますからね。

最近は、ヘルメットを被る方が増えましたが、フードとのマッチングもよく考えて、購入しましょう。

登山計画を立てるときには、そのルートの天候毎のハザードを予測すると思うのですが、その時に天候毎のサブプランも作っておくと、良いかもしれませんね。

また、夏の雨と秋の雨、その違いも怖いのですよ。

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